2021年8月27日

意外と知らない!? パラスポーツの種類 サッカー編

パラリンピックとは

パラリンピックは、4年に一度行われるオリンピックの閉幕後に行われる障がい者の最高峰のスポーツ大会のこと。

 

その始まりについては、こちらの記事をご覧ください。

https://www.animostyle.jp/blog01/2021/03/26/paralympics/

 

パラリンピックと呼ばれるようになったのは1964年の東京大会からで、当初、パラリンピックはオリンピックとは別会場で行われていましたが、1988年の韓国ソウルオリンピック以降、パラリンピックとオリンピックは同じ会場で開催されるようになりました。

 

パラスポーツの「パラ」とは

パラスポーツの「パラ」の語源は、下半身付随の英語であるparaplegicsであると認識している人が多くいますが、実際は、ギリシャ語の「並んで立つ」「対等」という前置詞である「para」から来ている説や英語の「平行」を意味する「parallel」が起源である、とする説もあるようです。

 

パラスポーツの種類

パラスポーツとは、パラリンピック競技を指す言葉。

今では障害者が行うスポーツ全般を指す言葉となっています。

 

現在パラスポーツには、

アーチェリー

車いすラグビー

車いすテニス

車いすバスケットボール

車いすフェンシング

車いすカーリング

車いす空手

ゴールボール

アンプティサッカー

シッティングバレーボール

5人制サッカー

CPサッカー

デフサッカー

ソーシャルフットボール

柔道

自転車競技

卓球

パラ射撃

バドミントン

馬術

パラ水泳

パラパワーリフティング

ボッチャ

陸上競技

セーリング

テコンドー

など、さまざまな競技があります。

障害がある人・無い人がともに楽しめる競技もあります。

 

 

その中でも、今回はサッカー競技について調べてみました。

サッカー競技を見ると、大きく4つありました。

・アンプティサッカー

主に上肢又は下肢の切断障がいを持った人々により行われるサッカー。

1980年代にアメリカ人の切断障がい者であるドン・ベネット氏が偶然ボールを蹴ることによりこの競技を思いつき、足に障がいを持つ人々にとって最も気楽に楽しめるスポーツとして、世界アンプティサッカー連盟(WAFF)の統括のもと急速に普及し認知度が高まっています。

 

・5人制サッカー(ブラインドサッカー)

視覚障がい(全盲)のある選手がプレーする5人制サッカー。プレーヤー4人はアイマスクを装着し、転がると音の鳴るボールをドリブルやパスでゴールまで運ぶ。ボールが両サイドを割らないように、サイドラインに壁を設置。選手たちは、ゴール裏で味方にゴールの位置と距離、角度などを伝える「ガイド」、晴眼者や弱視者が務める「ゴールキーパー」、サイドフェンスを越えたベンチに立つ「監督」の声を聞きながらプレーします。

 

・CPサッカー

「脳性まひ者7人制サッカー」として、国内では通称「CPサッカー」と呼ばれています。

CPサッカーの「CP」とは英語の「Cerebral(脳からの)」「Palsy(麻痺)」の略で、脳性まひという意味です。

 

・デフサッカー

「デフ」とは英語で「deaf(聞こえない人、聞こえにくい人)」という意味で、デフサッカー/フットサルとは、聴覚障がい者のサッカー/フットサルであり、競技中は補聴器を外すことが義務付けられていることから「音のないサッカー」の愛称で呼ばれています。ピッチ上ではアイコンタクトや手話でコミュニケーションを取っています。

戻る