2020年12月11日

103万の壁とは? ~ 雇用と課税 ~

こんにちは! たっくんです。

本日は103万の壁とは?と題しまして、障害者の雇用と税金の関係を紹介します。

ご家族を扶養している方は知っている方もいらっしゃると思いますが、103万の壁という言葉があります。

これは税制上の扶養者の年収上限金額のことです。

扶養されている方は年収が103万円以下に抑えないと扶養控除が外れ、今まで控除されていた分が課税されてしまいます。

私は現在、親の扶養に入って就労をしています。103万を少しでも超えてしまうと、税金分のお金が減ってしまうので、

お給料のために一生懸命頑張っても意味をなさなくなってしまいます。

また、130万円の壁というのもあり、130を超えると社会保険料も自分で払わなければいけないというもので、さらに手取り額が減額します。

 

一般的に社会保険料や雇用保険料を加味して、年収150万円以上働くと働いた分だけのお給料がいただけるといわれています。

現在の私は、103万に抑えるために、賃金から計算すると平均週20時間働いています。

私の体力面やスキルの面でフルタイムで働くことが難しく、フルタイムで働いたとしても、体調を崩すリスクが高まり持続的に働くことが出来なくなってしまうこともあります。

 

とはいえ会社、雇用主の本音を言えば、就労者が勉強や経験を積んで、新たな仕事に繋げていき、

会社や社会への貢献をしていってほしいという所だと思います。

そのため行く行くは、私自身のスキルアップを図って、自分で働いて生計を立てて、

会社や社会に貢献していくことを目標としています。

 

最後に、私が一番伝えたいことは、障害が原因でフルタイムで働けなくても多様な働きが出来ること

雇用する企業は多様な働き方を受け入れることで、障害者や健常者、外国人労働者などが分け隔てなく

働ける世の中に近づく第一歩となると思います。

 

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