2021年6月14日

テレワーク実習:名古屋特別支援学校と港特別支援学校の生徒さんが弊社で実習されました!

皆さんこんにちは!

6月7日(月)~11日(金)の5日間名古屋特別支援学校の生徒4名、港特別支援学校の生徒4名が弊社に実習生としていらっしゃいました。いらっしゃったと言っても、タイトルにあるようにZOOMを利用したリモートワークでの実習でした!

 

内容は主に以下の通り。

1. Youtubeの字幕作成業務

2. 障害のある先輩社員による研修

Youtubeの字幕作成業務とは、ご想像の通り、Youtubeにアップロードされている動画を聞き、文字に起こすという作業です。ただし、今回の実習においては、「黙々と文字起こしをするだけ」という単純な業務ではなく、学びの深い業務となったと思います(笑)

 

実習生が字幕作成したムービーは2社!あいち障害者雇用総合サポートデスクの職場実習受入企業一覧ページよりチェックできます!

あいち障害者雇用総合サポートデスク(職場実習受入企業ページ)

https://shougaisupportdesk.pref.aichi.jp/example/index.cfm

株式会社魚国総本社

https://www.youtube.com/watch?v=gW8Jxsoy5Jc

リネットジャパングループ株式会社

https://www.youtube.com/watch?v=S_tE9gbP960

 

 

初日

初日は8人が個別に文字起こし作業をしていました。個別に作業を行うのでペース配分も自分のことだけを考えれば良いです。

 

二日目

しかし、二日目になり、突然クライアントから納期を急ぐよう依頼が入ってしまいます。突然の依頼でも、クライアントの依頼とあっては納期に遅れるわけにはいかず、対応するしかありません。そのため、業務を完遂するためには工夫が必要になります。一人で解決できないのならどうするのか。ここで「仲間」と協力する必要が出てきます。そこで、文字を入力する人、入力された内容をチェックする人というように役割分担をすることで乗り切ることができました。二日目には、業務を完了するためには「仲間に助けを求める」ということの大切さを学ぶことができたのではないでしょうか。

 

三日目

研修が二つ!一つは、「働くとは」というテーマの研修に参加してもらいました!過去の実習受け入れの経験より、特別支援学校の生徒様は、働くがゴールになってしまっているケースが多いです。そのため、「働くとは何か」を改めて考え直してもらい、「働くことは=手段である」ということを認識してもらえるような研修としました。目標を設定して、「働く」を通じて、目標をクリアしていく大切さを考えてもらえる内容でした。二つ目は、重度障害者でありながら一人暮らしを選択し、活躍をし続ける社員から、チャレンジすることの大切さを学んでもらいました!

「働くの先に、目標を持つ​」そして、「目標のために、働く」つまり、働くことは自己実現なのだということを知ってもらえたと思えます。そして、どんなに障害が重かろうと、チャレンジすることの大切さを学べたのではないでしょうか。実習生と似た境遇の社員からお話を聞くことで、様々な考え方を知るきっかけになったのではないでしょうか。

 

四日目

四日目は、再び「Youtubeの字幕作成業務」に戻ります。

ただしこの日は、8人で力を合わせて20分の動画を1日(実作業時間4時間)で仕上げるという業務でした。8人もいれば簡単そう思えるような仕事でも、意外とスムーズにはいきません。考え方も、作業スピードも異なる8人がゼロから打ち合わせをし、役割分担をして業務を完遂する必要があります。それに、ZOOMを使っているため、司会進行も難しい。。結局、50分も打ち合わせをしちゃってましたね(笑)

二日目は協力することの大切さを学びましたが、四日目は、反対にチームで行動することの大変さを学べたと思います。

 

五日目

一週間の総まとめということで実習を振り返り、意見交換をしていただきました。

実習全体を通して、仲間と協力することで困難な課題も解決できる良い側面と、反対にチームで連携をとることの難しさを体験してもらえたのではないでしょうか。5日間という短い期間でしたが、濃密な一週間を過ごせてもらえたのではないでしょうか。うまくいった経験、うまくいかなかった経験、どちらも今後を生きる上で大切な経験です。今回の実習で学んだことを活かしてもらえたら嬉しいなと思います。

そして最後に、私たちから実習生に与えたものだけではなく、実習生8人の一生懸命な姿は、私たちを励ましてくれていました。実習に来てくれてありがとう!

 

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