2021年6月25日
実習生が見たアニモ。~「在宅って“ラク”なの?」~
「楽なわけあるかーーーい!!!」
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初めまして、こんにちは!
5日間在宅実習でお世話になっています、一宮特別支援学校の「笹」です。
まさか「読書が好きです」という自分の発言から、ブログを書くことになるとは...。
テーマとしては「実習で感じたことを自由に書いてOK」とのこと。
いつもの穏やかな「アニモの一日」とは、味もボリュームもかなり違ってきますが
どうか最後までお付き合いください。
さて、笹の心の叫びから始まった今回ですが、もちろんこのブログも実習の一環です(笑)
コロナ禍でなければ出勤する気満々だった笹も「在宅って楽なの?」というイメージ、持っていました。
具体的には、
会社に行かないならお客さんとも会わないよね。パソコン作業を淡々とこなすなら、ストレスも少ないよね。じゃあ楽なのかも?
といった具合です。
でもそれは大きな勘違いだったわけですね。
今回は、笹が感じたことを
・どこがそんなに大変なのか
・それを日々こなす社員の皆さんと、実習生「笹」の差
・5日間どうだったか
という観点から、お話していきたいと思います。
・どこがそんなに大変なのか
さっそくですが、笹が一番お話したいのはここです。
お話ししたいほど大変だったこと、それはずばりコミュニケーションです。
>会社に行かないならお客さんとも会わないよね。パソコン作業を淡々とこなすなら、ストレスも少ないよね。
この実習前のイメージ。これって結局「コミュニケーション楽そう」ってことなんですよね。でも実際は、めちゃくちゃ大変でした。イメージとのギャップがあって大変に感じたわけですから、日々在宅で仕事をこなす社員の方々には「何をそんなに当たり前のことを」と怒られるかもしれませんが、在宅のコミュニケーション、かなり手間が多いんです。
①連絡事項ができる(作業が終わった、終わらない、疑問がある、確認したいetc...)
↓
②連絡する手段を選ぶ(緊急or確認、&全体共有or個人)
↓
③連絡する(メッセージなら文章を考える時間も必要)
この3つの段階を毎回踏むことになると思うと、当然ですよね。
会社だったら
①連絡事項ができたので伝える で済んでしまうこと。
この点だけでも、かなり難しいと感じました。
・社員と実習生の差
連絡の段階でつまずていた笹がつまずかないためには、事前に準備をするしかありません。5分前には書き終えて、時間ピッタリまで神経を研ぎ澄ませて、定刻になったと同時に送信。それでも毎回は難しいのに、アニモ社員の方々からは、毎回時間ピッタリに返信や連絡が。最初は魔法かと思いました。
流石に「魔法使いですか?」とは聞けませんでしたが、実習期間の中には奇跡的に(笑)インタビューの時間があり、魔法の謎が解けましたので、一部紹介します。
Q.在宅のお仕事は、コミュニケーションが難しいなと感じます。
社員さんは何か個人的に気を付けていることはありますか?
A1.空気感が分からなかったりして難しいですよね。でも連絡しなければならない時には「空気を読みすぎない」「ためらわない」といったことを心がけています。少しでも連絡しやすい方法として、チャットをよく活用していますね。(Uさん)
A2.もともと出社して勤務していたので、コロナ禍でほとんど在宅勤務になってから、在宅のコミュニケーションの難しさを感じています。コミュニケーションには、早い判断とこまめな連絡が重要ですね。(Hさん)
インタビューは、障がい者社員のお二方にご協力いただきました。本当にありがとうございます。
・5日間で感じたこと
6月21日から始まった実習も、今日で最終日。このブログをアップして、まとめに入ります。実を言うと、実習生って「笹」だけではありません。もう一人の実習生である相棒から、一言貰って、このブログを締めくくりたいと思います。
1週間実習で、多くの方とお話をさせていただくことができました。
こんな選択肢・考え方もあるのだという新たな視点を持つことができたと思います。
本当にありがとうございました。(KS)
この相棒ことKS、仕事がすごく早い。
何とは言いませんが感謝しかありません。ありがとう。
実習生「笹」は、KSを含むサポートしてくださる方々がいなければ、
この5日間を乗り切れなかったと思います。
データ作成に文字起こし、インタビューまで初めての経験ばかりで失敗もありましたが、それも含めいい経験になったと思っています。5日間ありがとうございました。
PS.世の中に楽な仕事なんてないし、それはそれとして在宅って大変。社員さんってすごい!!