いよいよ東京オリンピック開催まで70日を切りました。本来であれば2020年の夏に開催予定でしたが、新型コロナウイルスの影響でやむなく一年間の延期になりました。そして一年が経ち、待ちに待ったオリンピック、開催ムードで賑わっているかと思いきや、コロナ禍が収まる気配もなく、国民から中止の声が相次いでいます。政府は、経済的損失を気にしてか、開催に向けて、緊急事態宣言を出して必死にアピールをしているように見えてしまっています。また、IOC(国際オリンピック委員会)のトーマス・バッハ会長は、2021年1月27日に行われた理事会で、東京オリンピックがスケジュール通り、2021年7月23日に開幕するというコメントを発表しました。

政府と国民の食い違い

ここで見えてくるのは、政府と国民の意見が相違しているように感じます。

ある企業のWeb調査では3割の国民がオリンピック開催に賛成、7割の国民が反対しているそうです。賛成者の多くは、経済への影響よりも、オリンピック・パラリンピック開催にかけた人々の努力や想いに共感、配慮の気持ちを持っていると思います。反対している人は、「新型コロナの収束していない現状では時期尚早であることと感染拡大への懸念があり、対策への不信感よりも、感染症そのものへの脅威が感じられる結果となったそうです。

賛成、反対、どちらの意見も正しく、間違っていないと思います。とはいえ、変異株の感染者も増え、緊急事態宣言中でも日本全体で感染者が増えていくように感じます。ワクチン接種も70代以上の高齢者の方にしか進んでいないという状況です。

政府は開催するということを強く発信していますが、観客を入れるのか、無観客なのか、オンライン中継なのかも決まっておらず、海外選手や日本代表のワクチン接種はどうなるのかも何もかも決まっていない状況なので、正直とても不安ですよね。

私個人の見解では、無観客開催にしてオンライン中継、料金はオンラインチケットのみの値段にし差引金を返還、選手は優先的にワクチン接種をして2週間隔離をしてからの開催というのが妥当な判断だと思います。ここまでしてからの開催判断を政府が示すというのが私たち国民の納得できる安心材料と思っています。
あくまでも個人的見解ですが、政府には感染対策だけでなく、誰もが安心する開催をして欲しいと思います。