今回は、最近気になったニュースを紹介します。

それは職場でも存在する障害者いじめ・虐待についてのお話です。

令和2年8月22日に厚生労働省から「令和元年度使用者による障害者虐待の状況等」が公表されています。

結果は、虐待が認められた障害者数は、771人と前年度比14.3%減となっています。

 

通報・届出件数、虐待が認められた件数ともに前年度より減少していますが、まだまだ少なくありません。

 

現代の社会の職場環境において、「障害者が働きやすい理解ある会社」と「障害者を軽く扱う悪辣な会社」の二極化が進んでいると言われています。弊社は特例子会社であるので、前者にあたりますが、一般企業の中には、障害者雇用促進法のギリギリを守っている企業も多く、障害者が圧倒的に少ないというのが現状です。

 

いじめ・虐待にはどのようなものがあるのか

 

続いては、いじめ・虐待の種類を確認します。

 

資料の障害種別を見ると、知的障害者の方が身体障害者の3倍も被害者が多いことが分かりました。

 

・身体的虐待  殴る蹴るなどの暴行、外傷が残らない暴行、部屋に閉じ込める

・性的虐待   セクハラに値する行為

・心理的虐待  罵倒、暴言、差別的発言、無視、仲間はずれ、恥をかかせる

・放置等による虐待 仕事を与えない、意図的な無視、健康と安全の配慮を怠る

・経済的虐待  契約通りの賃金を払わない、時給が最低賃金未満、残業代を払わない

 

上記を見ると、いじめや虐待という言葉では片付けられない、傷害、名誉毀損、侮辱に値するものまで起きています。

 

障害者がいじめ・虐待を受けたら

 

続いて、実際に受けた場合の対処法を調べてみました。

 

・特定の上司や同僚からいじめ・虐待を受けた場合

社内の相談窓口に相談する。なければ、採用してくれた人事担当者でも構いません。きちんとした会社なら、いじめ・虐待をした社員にはしかるべき処分が下ります。

 

・職場に信頼できる人がいないと思う場合

都道府県労働局、または労働基準監督署、またはハローワークの障害者担当者(厚生労働省HP)に相談・通報をする。社内に信じられる人がいない場合は、職場の誰かに相談すると、いじめ・虐待が悪化する恐れがあります。

 

・いじめがどうしても辛い、我慢出来ない場合

精神的な病気になったり、健康が阻害される前に、辞職・転職をする。失業をしても雇用保険を使い、慎重に転職活動をすることが挽回するチャンスです。

 

本当に辛いことがあったり、辞めたいと思ったら後先考えず逃げてみることも大切です。職場以外にも手を差し伸べてくれる人はたくさんいると思います。

自分の健康・命よりも大切なものはありません。

 

以上、気になるニュースでした。