みなさま初めまして。今回から新しくブログメンバーとして加入した「まめっち」です。
脳性麻痺(何らかの原因(未熟児や仮死など)で出産前後に脳の一部に傷がついたための後遺症)の障害があり、普段は資料作成など業務補助をしています。
ほかのメンバーとは違いこれといった趣味はないのですが、この機会に新しい趣味を見つけていければと思っています。よろしくお願いします。
第一回目は通勤についてお話させていただきたいと思います。
私はこのメンバーの中で唯一、公共交通機関(バス)を利用し通勤を行っています。
普段、通勤でバスを利用する際は前日に路線・乗車時間・乗降停留所を営業所へお伝えします。
事前にお伝えすることで、運転士の方の心づもりも含め比較的スムーズに乗車が可能になります。
また、私が利用する路線は車椅子でも乗車が可能な「ノンステップバス」(出入口の段差を1段にして高齢者や障害者でも乗り降りがしやすいようにした低床バス)の運行がほとんどで本数も比較的多いため、環境面での不便さはありません。
乗車する際には、バス中扉に収納されているスロープを使用します。乗車後は、転倒を防止するためいずれかの方法で固定をしていただきます。
- 輪留めを使用し車いすの左車輪の前後を留める
- 1に加え車いすを車両床の金具とベルトで固定する
- 1、2に加え人間が倒れないよう、シートベルトを着用する
3が最も安全ですが、工程が増えることで時間がかかってしまいます。運転士の方の中には安全面を考慮し、シートベルトまでつけてくださる方もみえますが、それ故にダイヤに遅れが生じ、運転士の方や同じバスの乗客の方々だけでなく、その後利用する予定の方にまで迷惑をおかけしてしまうことを考えるとありがたくも複雑な思いに駆られます。
「通勤・通学、予定に遅れてしまうので乗車しないでほしい」や「乗客に迷惑がかかるからやめてほしい」など様々思うところはあるかもしれませんが、愚痴やクレームを言うことなくお待ちいただく乗客の方、時間のない中で、親切丁寧に対応していただく運転士の方々には感謝の思いです。私も謙虚さと感謝の思いを忘れずに利用したいと思います。
今回は通勤についてお話させていただきました。利用者目線からの思いを少しでも知っていただけるとありがたく思います。
自己紹介も早々に初回から堅苦しい文章となってしまいましたが、次回以降は少しラフな感じで書いていければと思っています。
それではまた来週~