お久しぶりです!本日第5回目の投稿は「たっくん」がお送りします。

これまで2週に渡り、シュンシュンが「現役在宅就労障害者が考える テレワークのメリット・デメリット」平ちゃんが「テレワークの長所を活かす。」と現在の会社の様子、在宅就労障害者の実情についてお送り致しました。そちらの方も、ぜひご覧ください!

今回は在宅就労に行き着くまでの過程、つまり、私がなぜ在宅就労者として就職する道を選んだのか、拙い文章ですが私なりに綴ってみます。

参考になるかどうかは別として(笑)

愛知県の特別支援学校高等部商業科に入学した時、将来の展望もなかった私は特にやりたいと思う仕事もなく、就職するにもどうすればいいのか分からない状態でとても不安でした。とりあえずパソコンを使った仕事がいいなぁと思っていた時、進路の先生が在宅就労という働き方をしている会社があると教えてくださいました。初めて聞いた時は驚きと同時に、言い方が合っているか分かりませんが、とても画期的な働き方だと思いました。今となれば「どの仕事でもパソコンは必ず使うよ!」と当時の自分にツッコミを入れたいぐらいですが(笑) それからは在宅就労に向けて、情報処理検定やビジネス文書実務検定、簿記検定などの検定資格を取得し、今まであまり楽しくなかった商業科目の授業も目標を定めたことで楽しく授業に取り組めたような気がします。

その後高等部を卒業して、とある会社に在宅就労として就職をしました。社長が自ら経営を行う小さな事務所でしたが、経営がうまくいかず給料が払えない状況となり、入社から4か月あまりで給料未払いが発生してしまいました。そこは労働基準局が対応してくださいましたが、その会社が事実上倒産となり、お仕事が無くなってしまい途方に暮れていました。

そんな時、現在勤めているMan to Man Animo株式会社を高校当時の進路の先生が教えてくださいました。面接を受け、無事に就職することが出来ました。当時私より一年早くシュンシュンが在宅就労者として働いていたので、安心感と希望を持つことが出来ました。

このような経緯で弊社に就職をしたわけですが、タイトルにある通り肝心な「在宅就労を目指した理由」についてはまだ書いていませんよね。

私が在宅就労を目指した理由は、以下の3つが挙げられます。
・在宅就労で通勤を毎日する負担がなくなる。
・ヘルパーさんを使って、生活面の補助を受けられる。
・これを機に在宅就労(テレワーク)という働き方を広げることに貢献できる。

 

私は一人で外出することもままならないので、地域生活支援事業の移動支援という制度を使いヘルパーさんに来ていただく必要があります。本当は原則として移動支援は通勤には使えません。通勤をする場合、さらに通勤ラッシュで混雑する電車に大きな車椅子で乗り会社に行くには、体力面でかなり無理があります。それを毎日続けて体調を崩すよりは、在宅で長くお仕事を続けることを重視しています

ヘルパーさんは言わば障害者の衣食住を支える重要な存在です。一人でお手洗いも行けない自分は特に助かっています。休憩の時に来ていただいて、昼食の準備などもしていただいています。緊急時やどうしても来てほしい時などにも対応してくださるので、私の生活にはヘルパーさんは欠かせません。

そして、最後の一つ。前述の通り、在宅就労を初めて聞いたときはとても画期的な働き方だと思いました。私以外にも重度障害者の方はたくさんいます。その中で、働きたくても働けない人がいます。そういった方達が在宅就労という方法で働くことが出来るのではないかと私はそう考えています。弊社では、障害者の雇用促進事業を推進しています。入社してから1年が経ちましたが、そういう事業に携わることによって以前よりも強く障害者の雇用促進に貢献していきたいと感じました。

あいにく現在新型コロナウイルスの影響で多くの企業がテレワークを取り入れるようになりました。これを機にテレワークの重要性、テレワークでも出来る仕事があることを企業は再認識したのではないでしょうか? 徐々に普段の生活に戻りつつありますが、今後もテレワークを推進していく企業が増えることを期待しています。もちろん自宅のインターネット環境やスムーズなコミュニケーションツールの確立、セキュリティーなど課題は山積みです。しかし、新たな働き方を増やし、外国人や外国人留学生、健常者、障害者の方も分け隔てなく、対等に働ける世の中を作ることが現在の企業の務めだと考えています。

今回は私の「在宅就労を目指した理由」でした。ありがとうございました。
それでは、来週もお楽しみに~